左折専用レーンと歩車分離式信号の矛盾と恐怖 ~鑓ヶ崎交差点~

2012.11.01.14:52

自転車関連の単行本を執筆中で、
現在、その編集作業の真っ最中です。

文中では、「自転車文化人」の諸先輩方と同様、
自転車が渡れない、
または非常に渡りづらい交差点を、
実例を紹介しつつ分析しています。

まずは、我が家からも近い「鑓ヶ崎交差点」。

駒沢通りと旧山手通りのジャンクションで、
変形のT字路になっています。

この交差点の第一の問題点は、
左折レーンと左折信号です。

クルマの場合、中目黒方面から駒沢通りを来て、
旧山手通りに入るには、
いちばん左側の車線を使いますが、
左折専用の信号が出されるため、
駒沢通りを直進して恵比寿方面に向かう自転車とバッティングしてしまうのです。

私もよくここを通るのですが、
歩道走行しちゃっています。
ここは自転車の歩道走行可の標識があるので、
法律的には問題はないのですが、
自転車の走行が最初から考えられていないような、
割り切れない気持ちが残ります。

もうひとつの問題は、
ここの信号は「歩車分離式」であること。
スクランブル交差点と同様、
クルマの通行をすべて止めてから歩行者信号が青にある仕組みです。
120914_槍ヶ崎交差点 (18)


では自転車はどの信号に従えばよいのでしょうか?

車道走行でクルマ用信号に従うと、
先のように直進が非常に困難です。
ロードレーサーなど「速そうな」(笑)サイクリストは、
左側から2番目の直進レーンを使っています。
120914_槍ヶ崎交差点 (45)
実はこれ、法規違反なんでありますが、
左折レーンを無理やり直進するよりも安全であることは明らかです。

一方、私を含めたほとんどの自転車は、
歩行者用信号に従っています。
すると今度は、歩行者の通行の間を縫いながら交差点を通過しなければなりません。
横断歩道と自転車横断帯が平行している一般の交差点ならまだいいのですが、
ここでは歩行者の進路を自転車が直角に横切る格好になります。
120912_槍ヶ崎交差点 (1)
散歩する保育園児の列、
杖をついたお年寄りなど、
歩行者も大人や健常者ばかりではありません。
その中に自転車が突っ込んでいくわけです。

もし警察に訊いたら、
「自転車は押して歩け」
ということになるんでしょうね。

でも、ロードレーサーからママチャリまで、
そんなことをしている人は誰もいません。


こういう場所にこそ、
自転車専用停止線をクルマより一歩前に設置し、
さらに欲を言えば自転車専用信号を付けていただきたいですね。
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tag : 交差点 左折 自転車の安全

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Author:canalmania
1963年生まれ。
東京都在住。
家族は妻と2人の息子。

自転車のほか、
世界の水路、鉄道遺産
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