国によるポリシー形成の重要性 ~古倉宗治の著作を読んで ②~

2011.09.25.06:32

もうひとつ、古倉氏の著作を読んで感じたのは、
日本には国家レベルでの自転車政策が欠如しているということです。

日本においては、自転車の位置付けやその活用が中央政府によって確立されていない。
あるのは、県や市のサイクルレーンや自転車道の整備に代表される、
地方自治体単位のインフラ整備です。

結果、場所によって規格がバラバラになり、
ひいてはサイクル・ネットワークがまったく形成されない。

一方イギリスは、
自転車の国家戦略とでも言うべき「国家自転車戦略」を1996年に策定し、
国として自転車をどう位置づけ、
活用するかを明文化しました。

その結果、国中を結ぶサイクルロード、
ナショナル・サイクル・ネットワークが完成しました。
DSC_9807_20111012060918.jpg


これを読んだ時私は、
先の東日本大震災の被害に対して、
日本政府が国家として復興計画を打ち出すのにとまどり、
地方政府の担当者が途方にくれている姿を重ねてしまいました。

国としてあるべき姿を明確に打ち出す。
その姿勢が、今こそ必要なはずです。
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tag : 政策

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Author:canalmania
1963年生まれ。
東京都在住。
家族は妻と2人の息子。

自転車のほか、
世界の水路、鉄道遺産
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