バンコク下町＆バーンカチャオ自転車ツアー

2013/03/03

バンコクで発行されている日本語情報誌『DACO』の2012年9月20日号が自転車特集になってまして、
その記事で見つけた自転車ツアーに参加してきました。

私が申し込んだのはAmazing Bangkok Cycling（ABC）のアフタヌーンツアー。
バンコクの下町と、バーンカチャオという湿地帯を半日でまわります。
（ちなみに同社のサイトにも、私が参加したときの様子が掲載されています）

会社の場所はスクンビット通りのソイ（路地）26。
スクンビット通りは日本人の在住者も多いのですが、
この会社の周囲も和食レストランとか居酒屋がギッシリで、
まるで日本にいるような感じ。

そんな中にあるABC社の自転車置き場。

フレームの形状はママチャリっぽくもありますが、
タイヤは太くてMTBのよう。

日本では見ないタイプです。

事務所はこの2階のあり、
出発に先立ってツアーリーダーの自己紹介や注意事項の伝達などがあります。

ピンク色のシャツを着ているのが、
リーダーのタイ人女性、エオンさん。

ちなみに社長さんは不在でしたが、オランダ人だそう。
さすがは自転車の国、タイでもこんなツアーを企画しているんですね。

参加者は、日本人が私1人、イギリス人とアイルランド人のカップル、
あとはデンマーク人の家族連れが2組。
こちらも、自転車天国といわれるデンマークからのお客さんです。

説明が終ると、階下で自転車合わせです。

私は48cmというサイズを選択。

子乗せシートが付いたものや、子供用もありました。

各人にペットボトルが配られます。

自転車が行き渡ったら、エオンさんの先導で出発。

まずは一般道を一列で走っていきます。

またスクンビット通りに出ますが、
歩道走行したのはここだけ。

大通りに出ました。

しばらく行くと、この通りを渡るのですが、驚き！

信号も何もまったくない場所で、
エオンさんは車の流れの中にソロソロと入り、
クルマを止めてしまったのです！

タイって、信号の数がとても少なくて、
道路交通はクルマのことしか考えられていないのですが、
こうやって自転車が割り込んできたら文句も言わずに止まるんですね。

隊列は裏路地に入っていきます。

そして小休止。

エオンさんから、このエリアの説明がありました。

このあたりは、地方からバンコクに出てきた人が初めて住むようなエリアで、
工業製品の下請けなどを自宅でやっている人が多いそうです。
建物は2階建ての長屋で、2階部分を人に貸して副収入を得るのが一般的だとか。

こちらの家は、革製品の断裁を夫婦でやっていて、
ご主人は夕方からバイクタクシーも営業しています。